葉酸サプリを飲むとどんな効果があるのか妊娠中であれば興味があると思いますが、まずお腹の中の赤ちゃんが正常に成長出来るようになります。 もちろん、姙娠中に葉酸サプリを摂取しなくても、食事から十分な量の葉酸を摂る事が出来ていれば、問題ありません。 けれど、悪阻によって一時的に食べる事が出来なくなったり、嗜好が変化して偏った食生活になってしまったりすると、姙娠中に必要だと言われている量の葉酸を摂る事が難しくなりますね。 そうなると、
お腹の中で赤ちゃんの細胞分裂が正常に行われなくなり、何かしらの障害が出てしまう危険性が出てきます。 また、妊娠中は貧血を訴える方も多いのですが、これは「悪性貧血」であるケースが多く、一般的に言われている貧血対策の鉄分を摂取する事で解消される貧血ではありません。 悪性貧血を改善させる為には新鮮な血液の元となる赤血球を作らなければならず、その際に葉酸が必要となるのです。 つまり、葉酸サプリを飲む事で十分な量の葉酸が体内にある状態となり、新鮮な血液もどんどん作られるようになって、妊娠中の貧血防止になる訳です。
排卵検査薬でタイミングをとるコツ
妊娠１２週以降からでも葉酸サプリは摂るべき？
妊娠１２週以降からでも葉酸サプリは摂るべきです。 稀に、姙娠中期から後期にかけての葉酸サプリの摂取は、赤ちゃんが喘息やアレルギーにかかるリスクが高くなる、と言われる事があります。 けれど、これは
葉酸サプリを過剰に摂取した際や、合成されて作られている葉酸について起きる可能性の話です。 天然の成分で無添加である葉酸サプリを規定量摂取していれば、何ら問題はありません。 反対に、葉酸不足で起こる赤ちゃんの成長不良といった、様々なトラブルの方が心配です。 葉酸は食事から摂取する事が基本です。 ただ、葉酸は水溶性の栄養素である為に、身体の中に蓄積させておく事がなかなか難しい栄養素でもあります。 その為、妊娠中には足りない分の葉酸をサプリで補うよう、産婦人科でも指導されるようになったのですね。
葉酸が多く含まれている食べ物は？
葉酸が多く含まれている食べ物には、ほうれん草やアスパラガス、ブロッコリーといった緑色の野菜があります。 また、
名前の通り葉物の野菜に多く含まれている栄養素でもあります。 ただ、葉酸は水溶性のビタミンＢ群の一種である事から熱に大変弱く、調理する段階で約半分もの量の栄養素が流れてしまいます。 その為、普段の食事から十分な量の葉酸を摂取する事は難しい、と言われているのです。 具体的に、妊娠中は１日４００μｇの葉酸が目安だと言われていますが、これはほうれん草であれば約７束、ブロッコリーでは約８房も食べなければならない計算となります。 これが調理する事により半分の量に減ってしまいますので、この２倍の量の摂取が必要となる訳です。 毎日これだけの量を食べるのには当然無理がありますね。 そこで、不足分を効果的に補うよう、妊娠中の葉酸サプリが人気となっているのです。
PR
